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鉄道模型コンテストを見てきました。

自分たちが出展した国際鉄道模型コンベンションの次の週に、同じビッグサイトで高校生限定の鉄道模型コンテストが開催されます。
昨年は開催日が同じで見にいけなかったので、今年はしっかり見に行きました。

(文章や写真が多いため、興味ある人だけ「続きを読む」で…)














■今月は毎週来ているビッグサイト
鉄道模型コンテスト2013(01)

あらためて写真におさめる必要も無いのですが、まぁ儀式ということで…



■鉄道模型コンテストです。
鉄道模型コンテスト2013(02)

本当に楽しそうです。
品格が…とか訳のわからないコトを言っているJAMより面白さが伝わってきます。



■会場は西3ホール
鉄道模型コンテスト2013(03)

一昨年前までJAMが使っていた会場です。
こうしてみると狭いとは思いますが、これぐらいがいいかもしれません。
限定品販売は別の入り口に圧縮されていましたので、一般来場者は楽々入場できました。

限定品、なにそれ美味しいの?

後から美味しいとわかれば、(転売屋さんへの駄賃を上積みして)オークションで入手できます。
せっかく多くの作品を見る機会があるのですから、そっちを見ないとモッタイナイ。



■HOゲージの体験運転をやってました
鉄道模型コンテスト2013(04)

■Nゲージの体験運転もやってました
鉄道模型コンテスト2013(05)

この光景…どこかで見たことがあると思ったら、
先週のJAMのほとんどがこんなカンジでしたね。
机の上に線路を並べて、列車がグルグル走っているだけ…。
違うとしたら、カネのチカラで買い揃えた数十万円、いや数百万円の車両がズラリ…なだけ。
こちらの方が、子供たちも喜んでいたのでいいかも…。



■中身が濃い、濃すぎる
鉄道模型コンテスト2013(06)

会場が狭いのか、人が多いのか…。
展示物と展示物の間のスペースがほとんどありません。
立ち止まって作品を見ている人がいると、そこは通れなくなってたり…。
それぞれの作品に、作成した学生が張り付いているため狭い。
でも、市場のような活気にあふれていて、私的にはコッチの方がいいですね。


では、気になった作品をいくつか紹介します。


■お花見している城下町
鉄道模型コンテスト2013(07)

市販品も上手にとりいれて、賑やかな雰囲気が出ていました。
たしか入賞していた作品のひとつです。
ジックリみると粗もありますが、それを補って余るほどのパワーが感じられる作品です。



■なんだろうコレ
鉄道模型コンテスト2013(08)
鉄道模型コンテスト2013(09)

おとぎの国でしょうか?メルヘンかつポップなモジュールです。
ここをリアルNゲージの225系とか走っているのですから、逆にシュールか?
JAMに出ているオッサンには作れない高校生ならではの作品でした。




■個人的な「最優秀作品」です。
鉄道模型コンテスト2013(10)
鉄道模型コンテスト2013(11)
鉄道模型コンテスト2013(12)

箱根登山鉄道をイメージして作られた、タタミ1畳ぐらいの作品です。
この作品の凄いところは、線路以外は既製品を全く使っていない。

建物は何で作っているんですか?  「紙です。」
鉄橋は何で作っているんですか?  「紙です。」
山は…って…まさか紙ですか?   「もちろん紙です。」

実際に試作した鉄橋を触らせてもらいましたが、十分な強度があります。
始発駅の箱根湯本駅舎の屋根カーブにあわせて紙でH鋼を作り、それを組み上げているのですから
それは手間隙がかかったことでしょう。

しかし作っていた部員は鉄道にあまり興味が無いようで…
(えっ、鉄道研究会とかじゃないの?)
顧問の先生が「やってみたら?」で生徒に図面だけ渡して勧めて始めたらしく…
完成間近になって、「もしかして、これ箱根?」というボケまでやってくれたそうです。
(あぁ、ツッコミたい…関西人の血が騒ぐぜ)

それでいて結構細かい部分まで手を抜いていなくて
架線柱が全線に渡って設置されていますが、もちろん架線柱も自作(ベビー綿棒を使用)とのこと。

ちょうど私がこの作品を見ている時にコンテストの結果発表があり…。
入賞ならず技能賞…。
結果を受けて部長(女の子でした)が泣いてましたね。
もっと上にいけると思っていたみたい…。
実際、私ももっと上でいいと思える作品でした。

でもコンテストという優劣がハッキリわかる場で、負けて悔しくて泣けるって
野球をやるのも、模型を作るのも同じなんだなぁ…と感動。



■山デカっ!デカすぎだろ…ってカンジ
鉄道模型コンテスト2013(13)

スペースの大部分を山にしてしまった作品。
鉄道模型を作る人は、もちろん鉄道が好きなので
レイアウト上に車両をたくさん留置させたいと思うところですが
風景を重視して、あえて留置線などは作らずにカーブ半径を大きくするなど
ある意味、「悟り」があったように思えました。

JAMでは、いい歳した大人が車両ばっかりズラリでミットモナイのに
高校生にして、この発想力。素晴らしい。



■もう大人を越えている作品
鉄道模型コンテスト2013(14)
鉄道模型コンテスト2013(15)
鉄道模型コンテスト2013(16)
鉄道模型コンテスト2013(17)

このモジュールだけ、「大人が作った?」と思ってしまうほどシブすぎる作品。
写真では紹介しきれないほど、丁寧に作りこまれていて
塔の上に人がいたり、裏庭(?)のような場所で集会が開かれていたり…
シッカリ見ないとわからないような場所まで、とにかく丁寧。
超進学校の学生の思考は、凡人の私には理解できないレベルにあるのかも…。
何も言わず、展示していたら「高校生が作った」とは絶対に思えないでしょう。



■闇を招け、闇にのま…(以下略)
鉄道模型コンテスト2013(18)

会場は当然ながら照明があるので、建物内に照明をいれても目立たない…見えない。
ならば、自らのチカラで闇を召還してしまったモジュール
雰囲気重視で、ライトギラギラでは無いけど、いいカンジです。
発想力の勝利ですね。


■シュールすぎるだろ!
鉄道模型コンテスト2013(19)

縮尺を完全に無視してしまった作品。
信じられないだろうが、あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ…
教室の中を本線が走行しているんだ、しかも机は車両の何倍もある
驚いて逃げようとしたら、いつの間にか男子トイレにいたんだ…
完全に思考を破壊しにきているのが垣間見える作品。
インパクト絶大で入賞していました。
こういう作品、悔しいけど大人には作れないよなぁ



■旬の作品、安心できる完成度
鉄道模型コンテスト2013(20)

いろいろインパクトがありすぎる作品群のなかでも普通の作品もそれなりにあります。
その普通の作品の中でも一際優れていたモジュールです。
東横線の地下化をテーマにして作られていて、まさに旬の作品。
他にも同じテーマのモジュールはありましたが、こちらはシッカリ手間をかけています。
作者いわく「建物は自作したかった」とのことですが、
市販品もしっかり塗り替えていて、もっといろんな角度から見てみたい作品でした。




個性いっぱいの作品の中でも、鉄道模型の常識を打ち破るというか…なんというか…


作品の演出にホンモノの水を使う

…というのが数点ありました。


■熱帯魚さえも小道具にしてしまう
鉄道模型コンテスト2013(25)

レイアウト内部に池を作り、そこで水をいれています。
鉄道模型に水は禁忌、しかもそこに
「プロデューサーさん、熱帯魚ですよ、熱帯魚」
小川でチョロチョロと水を使ったレイアウトは見たことがありましたが
実際に魚が泳いでいるレイアウトは…です。



■マリンエクスプレスを再現
鉄道模型コンテスト2013(26)

懐かしの手塚アニメを思い出させてくれる作品。
いかにして海中っぽく見せることが出来るかを全員で考えて実現させたそうです。
実際に水が入っているのは、手前と上だけで
海中をチューブで…ではありませんが、見事な再現性にしばし魅入ってしまいました。



■今年の最優秀作品
鉄道模型コンテスト2013(21)

説明するまでもなく、ジブリ映画のシーンを再現しているレイアウトです。
よくみるとオールキャストとキーになる建物がそれぞれに相応しい場所にあるので
子供にも大人気で、写真に収めるのも一苦労しました。

鉄道模型コンテスト2013(22)

メルヘン調の作品ですが、そういえば部員に男の子がいなかったような…。
千尋のお父さんお母さんが豚舎にいたり、銭婆が線路際の家にいたり…
なじみある映画だけに、登場人物を探すだけでも楽しいところです。

そんな雰囲気だけでは最優秀賞になるはずがありません。
実のところ私も驚きだったのですが…

次の写真をよーく見てください。

鉄道模型コンテスト2013(23)

映画の中では、千尋が乗る電車は海の上を走ってきます。
このレイアウトでは、それを再現するため線路の一部が冠水しています。
写真に写っている線路すべてが冠水していて、電車が走ると波紋が広がるんです。
車両には簡単な防水加工をしていたようですが…

鉄道模型コンテスト2013(24)

別の角度からもう1枚
カオナシの足元にしっかり水があるのがわかると思います。
水の波紋を写そうとするとシャッター速度が遅くなり車両がブレるし、
フラッシュを使うと波紋がわからないし…
とにかく、見てみないとこの衝撃は伝わらないと思います。




そして番外編

■崖と滝のモジュール
鉄道模型コンテスト2013(27)

このレイアウトはパッと見たときには崖の高さだけが目立つものでした。
崖の両方には幾重にもループがあり、そこをトロッコ?が走っているのですが…

今日2回目のアレをさせていただきます。

信じられないだろうが、あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ…
いきなり崖の上から大量の水が流れ落ちてきたんだ…

鉄道模型コンテスト2013(28)

そして下の赤い鉄橋を走行しているモジュール本線の車両にブズ濡れに…

いや、フリーダムすぎるでしょ。
自分たちだけのレイアウトならまだしも、多くの作品をつないで、多くの車両が走るモジュールで
「懺悔の神さま」をしてしまうとは…「スバラっ!」です。


実に4時間近く会場にいて、休むことなく作品を見続けていたら
そのインパクトの大きさに参ってしまいました。


どうしても、先週の国際鉄道模型コンベンション(JAM)と比較してしまうのですが、
高校生の鉄道模型コンテストの方が遥かに価値があります。
JAMにも素晴らしい作品があります。
しかしながら、その大多数は毎年同じモジュールを持ち込んでいたり、
カーペットの上に、大量の線路と車両を並べているだけだったり…。
JAMは大人の展示なのですから、もっとしっかりしないと存在価値がありませんね。

個人的には、JAMが「日本鉄道模型の最高峰の団体」と謳うのならば
せめて高校生に負けるような展示をしているグループは締め出して
会場は狭くなろうとも、多くの方が見たいと思えるようなMPだけにすべきでしょう。
箱根駅伝のように、前年度入賞チームはシードで、それ以外が予選(予備審査)があるとか…ね。




午後2時前には会場を後にしました。
凄い体験でした。高校生コンテストは素晴らしいですね。負けてはいられません。
限定品も、ジャンク品もお金を出せば買えるので興味なし。
アキバで買い物をして帰ることに…

■ゆりかもめの特等席をGET
鉄道模型コンテスト2013(30)

中途半端な時間だったためか、ゆりかもめはガラガラで特等席から前面展望を満喫。
そういえば、ゆりかものは自動運転だったな…。
センサーはどこだろう?とか考えていましたが、自動運転のスムーズさに改めて感動。

…会場では何も買わなかったか…というと、少しは買い物しましたよ。

































■やっぱりコレかい!(中指)
鉄道模型コンテスト2013(29)

千葉モノレールのクリアファイル(200円×2枚)と、鉄道むすめのうちわ(210円)


お後がよろしいようで…。



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テーマ : 鉄道模型
ジャンル : 趣味・実用

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Secre

No title

こんばんは、はじめましてです。
トレトレより、伺わせていただきました。
「JAM」でレイアウトの方、拝見させていただきました。
友人と子供が一緒でしたので、僅かな滞在でしたが
生業が電車の信号屋なんで、灯器があって条件通りに
現示UPするのは、大変気になったところです。

「鉄コン」楽しまれたようですね、私は仕事の都合で行けませんでした。
貴殿の感想、昨年同時開催された時に私も同じ様に感じました。
女子高校の作品の発送なんて、決して我々では、浮かばないなあと。

余談ですが、来年の3月末に熊谷、八木橋デパートで「鉄道フェスタ」があり
そこで、今年の鉄コンの代表選抜組が展示されるようです。
興味がありましたらどうぞ

Re: No title

>>なりとしさん

ご来場いただきありがとうございました。
今年度から信号機や踏切を始めたばかりで、
プロの方の視点で見られると恥ずかしい限りです。
自分の情報不足で信号機の挙動がわからないで実物と違う部分や、
わかっていながらも実物と違う部分にしているとこもありまして…。
・場内信号機は常時赤で、列車が接近したときだけ青(または黄)現示。
・出発信号機はポイントが開通してから青(または黄)現示。
と思っていましたが…。
ただ、この小さなレイアウトで、(1)ポイント開通→(2)出発信号機現示→
(3)発車メロディ→(4)発車アナウンス→(5)発車 という手順どおりに
進めると先行列車が戻ってきてしまうため、
先行列車の最後尾がポイントを通過する前に
(3)→(2)→(4)→(1)→(5)という順にコントロールしている部分が多々あり…。
いろいろ教えていただければ幸いです。

鉄道模型コンテストに関しては、ブログの感想どおりですが…
高校生の作品から、熱意とか、やる気とか、発想力に刺激を受けて
いままで以上に見た人が関心するような作品を作って行きたいものですね。
プロフィール

しんじ

Author:しんじ
【完全自動ダイヤ運転に挑戦中】
2011年 国際鉄道模型コンベンションに初出展。
2012年 固定レイアウト製作開始。
2013年 国際鉄道模型コンベンションへ出展。
2013年 Nゲージマガジン掲載。

駅があるのに停まらない。通勤電車なのに新幹線のように暴走している…のが我慢できず、リアルさを追及した運転を目指すが挫折。結論からいうと、そういう運転は疲れるわけです。…ならばパソコンにすべて制御させてしまえば…というのがキッカケです。

もともとBトレや小さい車両が好きだったわけですが、自動運転をするには閉塞区間を短くする必要があり、ますます小さい車両にハマり中。
自動運転だけでは物足りず、駅アナウンス、信号制御、サウンドなど技術面を盛り込んで製作したレイアウトが雑誌掲載されたので燃え尽きていました。

でも誰もやっていないことがしたくで新しいレイアウト製作を開始しました。
駅を複数設置したレイアウトで各駅停車と急行が同時走行してダイヤグラムどおりに緩急接続するシーンを再現したい。

「パソコン制御による完全自動ダイヤ運転」

技術的にできる人はいるかもしれないけど、やっている人を見たことがない。
ならば比較されることもないから、思いっきりやっちゃえ…です。

技術面でまだ克服しないといけない部分が多いので、ご指導いただける方はいらっしゃいませんか?

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